最終更新日: 2015/07/18

耐熱ガラス製フライパンの使い方

パイレックスのフレームウェアスキレットを火にかけます


直火可能な耐熱ガラスの調理器具、ヴィンテージのパイレックス、フレームウェアシリーズ。

現在でも入手可能な耐熱ガラスの調理器具はビジョンのものになりますが、パーコレーターやソースパン(小鍋)に続いて、パイレックスのスキレットを購入してみました。
とってもクールなスキレットですが、火にかけるのはちょっと心配ですよね。
でも、ガラス製品ならではのメリットもたくさんあるようす。
数十年前の耐熱ガラスのフライパン、オールドパイレックス フレームウェアスキレットを使ってみたので、感想や使い方について書いてみます。


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ガラス製調理器具のメリット



Pyrex Flameware Skillet  Blue Tint

Pyrex Flameware Skillet Blue Tint




ガラス製の調理器具は、慣れないと不便に感じることも確かにあると思いますが、ガラスならではのメリットも多数あげられています。

  1. 鍋からの溶出物がない(金属アレルギーに有効)
  2. 汚れがつきにくく、落としやすい
  3. 直火、レンジ、オーブン、いろいろな用途で使える
  4. 保温性が高い
  5. 中の様子が分かるので調理のタイミングを把握しやすい



実際にビジョンやフレームウェアを使用しているPeppermintさんから、ビジョンについて教えていただきましたので掲載させていただきます。
Peppermintさんは、ロサンゼルスの生活、ヴィンテージのある暮らしをブログに綴っています。



テフロン加工の鍋は、長期の使用でテフロンが剥げてきますし、テフロンは有害物質と言われています。
フライパンは野菜炒め等の水分が多く出るお料理は問題ありませんが、オムレツ、パンケーキ等には向かないと思います。
私はスポンジを使って洗っているので、やはり、汚れを完全に落とすのは手間です。

Visionsはハンドルが熱くならない所が優れ物ですね。

ロサンゼルス 節約生活  Peppermintさんより


パーコレーターなどのフレームウェアを使っていて思うのですが、ガラス製品を火にかけると本当にさめにくいです。

逆にデメリットになるのは、変形などの心配はないものの破損の心配があります。
空焚き、熱した調理器具を急激に冷やす、濡れふきんの上に置くなどは避けなければいけません。

ガラス製フライパンの調理のコツ

中華料理のように、強火でじゃんじゃん炒める料理には向いていないようで、コツとしては弱火〜中火、熱をもったら弱火で調理していけばOK。

いったん熱くなると熱を保つ性質があるので、しっかり温めて、火を止めた後の余熱を意識して仕上げるというのがガラス製品を使った調理の基本。
この感じは、ル・クルーゼや、ストウブのようなイメージに近い感覚です。
では、さっそく目玉焼きを作っている様子をムービーに撮ってみました。





手元がくるってしまって、油やお水がちょっと多過ぎましたが、そのへんは見なかったことに・・・(汗
ガラスのフライパンの調理のコツは、しっかりと温めて、余熱を意識して調理することがポイント。
初めて使ったときは、ぱりんと割れてしまわないかとちょっとドキドキ。
怖さも手伝って扱いにくい印象だったのですが、火からフライパンをおろしたあとも調理が進行しているのがじゅうぶんわかりました。
このフレームウェアのスキレットは、ハンドルがワンタッチで取り外せるスグレモノ。
調理後、そのまま食卓へ。

料理も冷めにくく、食器的な使い方ができるところも、洗いものが減り、収納もコンパクトになるのでとても便利。
ヴィンテージものでしか購入できないのがちょっと残念なぐらいです。

ガラス製調理器具を買う


現在、耐熱ガラスの調理器具は、有名どころでは超耐熱ガラスのビジョンという選択になります。
フライパン、お鍋など週種類が購入可能。

煮込み料理にビジョンの鍋を使ってみるのもいいですね。





数十年前のヴィンテージと違って、現代ものですからかなり安心感は持てるかと思います。


オールドパイレックスなら、海外から購入を検討してみる価値あり。
フレームウェアは、ほとんど海外通販で購入しています。


Pyrex Flameware
Pyrex Skillet
などと、セカイモントップページから検索して、探してみて下さい。
ヴィンテージのビジョン、パイレックスのアイテムをお手頃価格で見つける事ができますよ。


ガラス製の調理器具は、破損が少々心配ですが、金属系の調理器具と違い、不純物が料理に溶けださない安心感。
お鍋なら調理の進行具合が確認できますし、温めなおす時にそのままレンジを使用する事もできます。

フライパンはちょっとクセがありそうですが、ガラス製のメリットを活かした調理が楽しめそうです。

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