
シンプルさと実用性を兼ね備えたデザインは、高い評価を受けていますが、消耗品であるフィルターに頭を悩ませている人も多いはずです。
純正フィルターの使用方法、ケメックス用に作られた代用フィルター、切らしてしまったときの対処法を徹底的に解説してみます。
この記事をよめば、ケメックスをさらに便利に使えるようになるはずです。
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CHEMEXフィルターの購入先
ケメックスの本体やブラシなどのアクセサリー、フィルターといった消耗品まで品揃えが豊富で、価格も他のショップさんよりも安いと感じるのは、こちらのショップ、プロキッチンさん。なかなか入手し辛いものもここには揃っているので、こちらのお店で消耗品を買い足していま
記事をアップしてから月日が経過し、純正のフィルターを格安で通販するショップさんもでてきました。
こちらのショップさんなら、ケメックスのフィルターの他、各種キッチングッズ、日用品なども扱っていますので、まとめ買いなどの予定がある方はお得感が味わえますよ。
ケメックス本体については、ショップページなどで詳しく書かれていますので、簡単に補足しておきます。
現在入手可能なケメックスは、マシンメイドのもの、ハンンドブロウのもの、ヴィンテージものにも、マシンメイド、ハンドブロウ、アメリカ製とドイツ製のものが存在しています。
ハンドブロウのものは、復刻版という位置づけのようで、マシンメイドと比べると、ヴィンテージものと同様、分厚いガラスが特徴的。
機能的には変わりませんが質感がまったく違います。
好みやこだわる部分によりますが、がっつりとしたものがお好みなら、マシンメイドのものはぺらんぺらんなのでいまいちものたりないと感じるかもしれません。
道具としての質感を少しでも求める気持ちがあるなら、高くてもハンドブロウの方が満足度は高いと思います。
ヴィンテージのマシンメイドのケメックスについては、過去記事を参考にして下さい。
CHEMEXに使用するフィルターについて
美しいデザインのCHEMEXで忘れてならないのは、使用するフィルターです。
専用のものには、円形、四角形、無漂白と漂白のものがあります。
無漂白タイプのものは、人気が高いようなのですが、扱っているショップさんはあまり見かけず、通販では先ほど紹介したプロキッチンやGULLIVER Online Shoppingなどで購入可能。
こちらは、無漂白の四角、漂白タイプの円形、四角のケメックス専用フィルター。
純正品は、このタイプをまとめ買いしていました。
この他に、3cup専用の円錐タイプのものもあります。
専用フィルターは、分厚くしっかりしていて、ケメックスで美味しいコーヒーをいれるために、忘れてならない存在です。
特に四角形のフィルターをセットしたケメックスは、とても美しく、コーヒーをいれること自体を楽しませてくれるような気がします。
ただ、入手しにくいということと、普通に買うと100枚で1800円程度と少しお高めなのがネック。
代用のフィルターとしては、円錐形のペーパーフィルター、リネンでできたフィルターなど、通販でケメックスに使用できるものとして販売しているショップさんもあります。
CHEMEXのフィルターを再使用してみる
さて、切らしてしまうと面倒な純正のフィルター。
使い捨てのものなのですが、洗って使用すれば2〜3回、多い人は4〜5回使用できるという人もいらっしゃいます。
そう、純正のフィルターは、使い捨ててしまうのがもったいないぐらい分厚く丈夫です。
なので、環境のため、家計のため試してみました(笑
使用後すぐ水洗いして乾燥させたケメックスの無漂白タイプのフィルター。
さすがに分厚くいちど洗ったぐらいでは、あまり変化が見られないようです。
ハンドブロウタイプのケメックスにセットしてみるとご覧の通り。
購入したショップさんで口コミをみてみると、無漂白タイプの方が人気のようですが、味の違いはありません。
せっかくの嗜好品なので、見た目、質感など、気持ちの問題もかなり重要なポイントだと思います。
専用の四角タイプのフィルターをセットしたケメックスは、見た目の満足感も高く、コーヒータイムの満足度もしっかり上がります。
ひとつのフィルターで2回コーヒーをいれてみたのですが、あまり違いを感じることはありませんでした。
ストックを切らしてしまって困った時に、この方法でしのぐことはじゅうぶんに可能です。
CHEMEXで使用可能な代用フィルター ネルのフィルターなど
繰り返し使える便利なフィルターは、KONE ステンレスフィルター。
ミルカフェは、3カップにはいいですが、それ以上のサイズにはお勧めしません。
詳しくはこちらの記事で。
一時期販売が途絶えてしまったかと思っていたケメックス用のヘンプフィルター。
こちらは、ネルと違って水洗い後、保管にはそれほど気を遣う事がありません。
入手もしやすく扱いやすいので6cup用におすすめ。
このほか、海外製のケメックス専用のネルフィルター、3カップ用のステンレスフィルターについては、別の記事にアップしています。
6カップ以上のケメックスは、繰り返し使える代用品が定着してきましたが、アメリカではほとんど見かけないという3カップの代用フィルターはなかなか見つかりませんでした。
この記事にアップしているフィルターは、3カップ用〜揃っているので、困っている方にはお勧めです。
さらに、日本でも定番となったKoneステンレスフィルターそっくりなケメックス用のフィルターがアメリカでは販売されています。
こちらの方は3カップにも対応しています。
国内のAmazonにも入ってきていますので、3カップのケメックスをしょっちゅう使っている人には役立つと思います。
ストック数が少ないようなので、気になった方は時折覗いてみるといいですよ。
フィット感が多少甘いようですが、本国アメリカではなかなかの評価。
キッチンペーパーを使用する方法
キッチンペーパーで代用するという方法もありますので、紹介しておきます。
前回の記事はユニチャームの比較的薄いキッチンペーパーでしたが、今回は、業務用っぽい厚手のものを使用してみます。
過去、ペーパーフィルターをきらしてしまった時に、キッチンペーパーで代用しています。
ジェフダのキッチンペーパーで代用しています。
リードなどでもいいと思うのですが、こちらはさらに分厚く大判です。
一枚が長方形なので、折り方に工夫が必要ですが、食品を扱うものですので、コーヒーを抽出しても特に問題はないということのようです。
まず、角と角を合わせてこんな感じに折って・・・
さらに、もう一度折ります。
セットしてお湯を注いでも大丈夫。
専用フィルターでいれているときと同じようにお湯を注いでも大丈夫です。
このペーパーを使用してケメックスでいれたコーヒーもまずまずのでき。
注文したフィルターが届くまでの代役としては、じゅうぶんだと思います。
Chemex まとめ
CHEMEXのフィルターは、なくてはならないものですが、入手のしにくさがネックになりますし、まとめ買いをするとかなり場所を取ってしまうのが難点。
こういった消耗品、気にしていてもうっかり切らしてしまうなんて事もあったりします。
純正に拘らなければ、お手入れのしやすさと切らす心配のないステンレスフィルターがお勧め。
また、海外製のケメックス専用ネルフィルターなども、入手可能になってきました。
代用フィルターを各種試してみましたが、どれもよくできていて、なによりお財布にも優しいのが嬉しいです。
純正のフィルターを使う人も、予備的に代用フィルターの準備をしておくといいですよ。
