モノ選びにも、その人の考え方・・・といえばいいでしょうか?思考がハッキリと現れているようで、なんでもド定番で王道のモノを好む方と、わざとその王道をちょこっとずらす選択をする方もいらっしゃいます。
コーヒーに広がる波紋を眺めているとゆったりとした気分に Vintage CHEMEX
そよかぜ自身は・・・どうなんでしょう?
後者の方とお話しが弾むことが多いような・・・というか、まわりにそういった方が多いような気もします。
定番を外す方は、当然、周りに同じものを持っている方が少ないので、仲間内ではパイオニア的存在になり、遠方に同じ趣味の仲間を見つけ、情報交換などをしながら、自分のもの選びや、ライフスタイルを楽しんでいくのです(だと思います)。
それなりに苦労も多いと思うのですが、それを楽しみに変えてしまっているようで、すごいなぁ~と、苦労話とも、喜びの話とも区別がつかないようなお話を、うん、うんと、時間も忘れて聞き入ってしまうのです。
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こちら、ヴィンテージ、マシンメイドのケメックスでございます。
モダンな雰囲気をと、花瓶にしようと思って購入したものです。
実用をそれほど考えていませんから、クリップのようなパーツはついていません。
パーツの写真はこちらで見ることができます。
これ、相当レア?というか、あまりにもみかけないものなので、勢いで買ってしまったもの。
王道をちょっとずらす意識が、働いたのかどうか・・・
先日ケメックスで春を楽しむにも書いた通り、レア=すばらしくいいものとは限りません。
注ぎ口、プラスチックの持ち手が特徴 Vintage CHEMEX
プラスチックの枠は、モダンな雰囲気を醸し出していて悪くはないと思いますが、ヴィンテージといってもガラスの厚みもなく、ヘビーな造りにヴィンテージの楽しさを感じていると持つ喜びにすこ~し欠けているアイテムかな~
Vintage CHEMEX Fire-King Flat Bottom Mug
何かを選ぶ時って、ライフスタイルやスキ!が大きく影響しているのは当然なのですが・・・
モノ選びは、ド定番に限る!みたいな部分って、やっぱりあるんだと思います。
実用品になればなるほど、そういったことは、よりいっそうしっかりと現れてくるんだと思います。
王道の地位を確立するまでの、確固とした裏付けがやっぱりあるはずですから、そういったものの”よさ”をしっかりと理解した上で、モノ選びを楽しんでいけるようになればいいのかなぁ~
よくよく考えると、たいした拘りもなくあえて王道を外しにいった時に限って、あれ?ってことあるかもです。
王道を選んでいくスタイルに、なんとなく”しっかりとした強さ”のようなものを感じる今日この頃。
ランプで照らしてみると独特の陰がでます Vintage CHEMEX
このケメックス、写真では分からないかもしれませんが、わっかを積み重ねて作ったような形で、でこぼこしています。
現行品を持っていないので、同じなのかわかりませんが、壁に陰を映してみたらご覧の通り。
渦巻き状にガラスが波打っているのがよくわかります。
ちょっと王道を外していく過程も、いろいろと楽しい事があったりするものです。
まずは、自分のスタイルをしっかりと確立していかないといけませんね。
ぴしっと一筋通ったモノ選びをしていきたいと思うそよかぜでした。
ケメックスについて
ケメックスは、現在も販売が続いている、コーヒーメーカーのひとつです。現行品には、マシンメイドのものと、ハンドブロウ(職人さんがつくったもの)の2種類販売されています。
主な違いは、ガラスの厚みなどの風合いといった部分で、機能的には決定的な違いはないものと思われます。
ヴィンテージケメックスは、ほとんどのものがハンドブロウの製品。
ガラスに厚みがあり、底に3つ小さな突起があります。
初期のものは、持ち手の部分が布巻きだったようですが、そよかぜは、布巻きのケメックスを見た事はありません。
プラスチック枠には、カラーが数種類存在していたようです。
ヴィンテージの中でも、スタンプのような刻印がおされているものは、存在感抜群ですが、なかなか見かける事はありません。
ビンテージのケメックスについて詳しく動画で見る事ができます。
http://ichirohoshina.blog85.fc2.com/blog-entry-21.html
ケメックスのフィルターやショップさんについてはこちらに書いています