
紅葉です。
ひさびさの、写真部です!
色とりどりの美しい紅葉をみると、つい、カメラをむけたくなりますよね〜
でも、見た目にとても鮮やかな紅葉も、写真に撮ってみると、どうもべたっとしていたり、おもた〜い雰囲気になってしまってあれ????っていうことあるかと思います。
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昨日、ちょっと通りがかった公園も、紅葉まっさかり。
時間がなかったので、ちょこっとバッグに入っていたコンデジで、写真を撮ってきました。
現在そよかぜが使っているのは、カシオのコンデジです。
カメラについての詳細はこちらで。
まずは、こちら。
もみじの紅葉がとても鮮やかだったので、ぱしゃっと。
あくまで、作例なので、これが最高の写真というわけではありませんが、見てのとおり逆光です。
逆光は、立体感を増し、透明感、軽さを出してくれる光線状態です。
このもみじを撮ろうと、カメラを構えた方が数人、順光の方にまわっていましたが、そよかぜには、どう見てもべたっと重い感じにしか見えませんでした。
意図にもよりますが・・・
往々にして、こういう時、たくさん人がいるところから撮りたくなってしまうものですが、まずは、光線を見ながら木の周りを一週するぐらいはしてみるといいかもしれません。
見る角度をすこしずつ変えていくと、光線状態によって変化する表情が理解できるかと思います。
紅葉に限らず、順光は、光の性質上、ものの色を正確に出す効果は期待できますが、立体感などを表現するためには不向きな光線です。
こちらは、木陰のもみじ。
晴天だったので、ちょっと淡い光を探して撮影してみました。
こちらは、かなり順光に近いですが、木陰になっている部分なので、あまりべたつかず、重い雰囲気になるのを避ける事ができたと思います。
こちら、ぱっと見たときは、お!って思ったんですけど、かなりダメダメでしたね。
こちらは、ダメ見本としてしっかり使えそうな写真です。
ダメな部分は、書き込んでみましたが。
これは、けっこうドラマチックな光線状態だったのですが、順光にまわってしまったため、ストロボを正面から使用したようなべたっとした立体感のない表情になってしまいました。
1枚目の葉の表情と比較していただければ、わかりやすいと思います。
ここは、粘って、もうちょっと逆側にまわりこめるようにすれば、よかったかもしれません。
失敗の原因は、いろいろあるのですが、コンデジのモニターで見たときのイメージは、こんな感じです。
ぎんぎらの太陽の下でこの様子を見ているので、そこそこ撮れているような気になってしまいました。
カメラのモニターでさっと判断してしまう、悪い部分がモロ影響しています。
じっくり被写体を見ていれば、こんなつまらないミスはないはずです。
この時、このカットは1枚のみ。
もっと撮るべきです。
みずみずしく紅葉を撮るためのまとめ
意図にもよりますが、ど順光より、ちょっとでも、回り込んでみる。
立体感がまして、透けるような鮮やかな色目で撮る事ができます。
もちろん意図にもよりますので、いろいろとお試しを。
曇りや、木陰などで撮ってみると、ハデさを抑えた柔らかい印象の写真に仕上がるかもしれませんね。
あたりまえのことをする
『写真がへたくそな人に限って、1〜2枚しか撮らない!私たちは、フイルムが続く限り撮り続けるのです。』
こんな話を直接、知り合いのカメラマンから教えていただきましたが・・・ 『1〜2枚しか撮らない人と、10〜20枚撮る人では単純に確率が違います。カメラマンは当たり前の事をやっているに過ぎません。』
ごくシンプルなことなんですね・・・
今回の場合も、たくさん撮っていれば、もっとましな写真が撮れていたように思います・・・(涙
カメラのモニターで簡単に判断しない
気をつけます。
結果論ですが、水面に映ったもみじをメインに構図を決めていければ、もうちょっと楽しかったかもしれません・・・(反省
露出補正を活用してみる
いつか記事にしてみた+、−の露出補正です。
通常、逆光状態では、+に補正するというのが王道でしたが、最近のカメラ内蔵の露出計は、かなり進化しています。
今回の場合も−側に補正して撮影しています。
理由は、カメラがこの場所は暗いと判断して、明るく写真を仕上げようとしている感じだったので・・・
(カメラがこれに変わって、だいぶ暗いところは暗く写してくれるようになった感じでしたが・・・^^;)
作例を見ていただければわかると思うのですが、1枚目も、2枚目も、陰の部分がたくさんあり、明るい部分は少ないです。
すると、私の持っているカメラの場合は、光が不足していると判断して、明るめに撮ろうとします。
カメラの言うとおりに撮ると、しゃびしゃびの写真になってしまうというわけです。
おでかけ先で、素敵な木をみつけたら、ゆっくり試してみてください。
ずきゅ〜んとひとめぼれした、見事なもみじの写真絵本についてはこちらで記事にしています。
よろしければどうぞ。
