
一眼なら写真がきれいに撮れる・・・確かにそうですが、本当にそうでしょうか?
私は、そうは思いません。
そもそも、ボケるのは一眼レフだからボケるわけではありません。
このページの写真、コンデジで撮りました。背景はボケています。
きれいにぼかす事ができないと悩んでいるあなたのために、自由自在にぼかすための方法を紹介してみます。
Sponsored Link
一眼レフはボケるという間違い
テーブルフォトや、お花の写真を撮っている方で、なおかつコンデジしか持っていない方の最大の悩みは、いいボケがこない!ことではないでしょうか?きれいに写真を撮るために、一眼レフに買い替えなきゃ・・・という人は、ちょっと待って下さいっ
そこにムダなお金を使ってしまう事になってしまうかもしれませんよ。
そもそも、どれだけぼけるかを決定づける要素は、一眼だからといったカメラの構造ではありません。
そういった事をいうなら一眼レフよりもっとぼけるカメラは山ほどあります。
モノを売りたいだけや自慢したい人の言葉に惑わされるのはこのへんでやめましょう。
単体レンズだからぼけるというのも、それはそうですが、厳密にいうとまったく違う事がわかるはずです。
ぼけるかぼけないかを決定づけるのは、ピントを合わせる位置と絞り、被写体と背景の距離、レンズの焦点距離と開放値(fいくつというやつです)、フィルムサイズ(センサーのサイズ)であって、カメラの構造や単体かズームレンズかではありません。
この写真、うまいかどうかは別として、コンデジでズームレンズです。
背景をきれにぼかすためにはどうすればいいか
ある部分で、コンデジと一眼レフでは、写りが決定的に違うのですが、この見本程度ぼけれればコンデジでも良さげな気がします・・・よね・・・先ほどの写真を上から見るとこうなります。
大切なのは、距離感なので、定規を置いておきました。
最初の写真は、左側の机の端あたりから撮っています。
まずは、ファイヤーキングのチョコレートマグを、ぼかしたい背景になるパイレックスのチャイルドマグから50cm手前に置いて撮ってみました。
これだけぼかしたいものから離れていれば、手前のマグにピントを合わせれば余裕でぼけます。
カメラのモードをマクロモードに切り替えて、ピントを合わせながら、この場合だとファイヤーキングのマグにピントが合う位置までぎりぎりに近寄ります。
手前のピントと、奥のボケ具合がナイスなところでシャッターボタンをぽちっと押せば、ないすぼけ〜♪
50cmも離れないとぼけないなんていやじゃ〜という方のために。
はい、30cm地点まで近寄って見た写真が、作例2です。
この辺までくると、ちょっとあれですが、まだまだナイスなぼけです。
ぼかしたい対象にピントを合わせたいものが近づくほど、ぼけにくくなります。
ですから、多少気をつけて。
でも、30cm離れていれば、じゅうぶんらくらくにぼかせます。
作例2のチョコレートマグのすぐ下に写り込んでいる定規の数字もちょこっと見ておいて下さい。
マグが、約30cm地点にある時に、定規の数字25cmあたりの数字もすでにぼけてますよね?
けっこうコンデジぼけてくれるんです。
コンデジで被写体の背景をぼかすには
レンズのズーム加減とマクロモードで近寄れる距離の兼ね合いをいろいろモニターで確認しながら、おもいっきりぼけちゃってください!コンデジでぼけるためのつぼ!
-
近寄れるだけ近寄って撮る
ズームしないとボケにくいけど近寄れる
ズームすればするだけぼけやすくなるけれど、近寄れなくなる
はっきり写したいものとぼかしたいものが離れているほどぼけやすい
理論上は、ズームすればするほどボケやすくなりますが、ズームすると一番手前にピントを合わせるのが難しくなるものもあります。
その場合は、ズームをしながら少し手前のものから離れてみたり、ズームを戻して近寄ってみたり、モニターを確認しながら、ぼけどころを見つけておもいっきりぼけちゃいましょう!
そのへんの兼ね合いが掴めれば、あるていど自由自在にぼけている自分に気がつくと思います。
最後の作例です。
最後の作例は、パイレックスのマグまで10cmのところまでファイヤーキングのマグを近づけてみました〜
ボケないことはないですね〜
ボケることはぼけますが、イメージ通りの絵造りをできるかどうかも問題ですけどね。
もっと手持ちのコンデジを愛しましょう
ボケるかボケないかは、特殊な場合を除いて撮影でそれほどこだわる部分でもないと感じます。そう、『写真は絞りだ!』といった名言もあるほどです。
確かにコンデジは、一眼レフに比べるとぼかしにくい部分はありますが、コンデジならではの良さを理解して写真を撮る方がずっとよいです。
悲しいかな、今は、目にするのは一眼レフだからきれいに写る、単体レンズだからきれいに写るという人たちばかり。
だから、そうなんだと思ってしまいます。しょうがないです。
でも、それはずるいです。面倒な本質をしっかり解説して理解してもらおうとする部分が抜け落ちて、耳障りのよい言葉だけを伝えているだけです。
カメラに限らないと思いますが、いつからこんな安直なことが蔓延するようになっているのでしょう・・・
消費者としては、あまり好ましい事ではありません。
コンデジすら使いこなせないのに、一眼だ、画素数はこれだけだ、単体レンズだなんていっても結局はいらないものを買わせる事になってしまうでしょう?
写りに不満のある人は、自分がちゃんとコンデジを使っているか?を確認してみましょう。
自分のコンデジをもっと愛するための考え方?
ボケにくい=隅々までピントがくるというのがコンデジのいいところ。
その良さを活かした撮影をすれば、まったくボケる必要もなかったりします!
コンデジは、小型軽量でどこへでも持ち運びができます。それだけフットワークが軽くたくさん写真を撮るチャンスに恵まれます。
あなたは、大きい一眼レフをお出かけの時に毎回持っていきますか?すぐに鞄から出せますか?
そもそも、年間何度ぼかす必要のある写真を撮りますか?

そよかぜさん こんにちは☆
先日はご訪問ありがとうございました♪
とってもうれしかったです(^-^)
そよかぜさんのブログはかわいくて素敵な
雑貨がいっぱいですね!
オールドパイレックスってよく知らなかったのですけど
拝見してるうちに欲しくなってしまいました☆
お料理もお上手で参考にさせていただきたいことが
たくさんでしたー(*^0^*)ノ
またおじゃまします~♪
じんこ さん
こんにちは〜♪
こちらこそ、じんこさんのブログ楽しませていただきました〜
遊びにきていただいて、ありがとうございます☆
なにか好みに通じるものがあったようで嬉しいです〜!!
パイレックスは、古いものも今のものも、お気に入りのキッチングッズなんです^^
上手だなんて〜テレますよ〜お恥ずかしい^^;
手抜き第一なんですよ〜
これからもよろしくお願いします♪
こんにちは~!
こちらの記事、と~っても参考になりました!!
ありがとうございました(≧∀≦)
以前の記事は、ムズカシイ…と思ってしまい(すみません)…。
こうして具体例が挙げられていると、イメージが湧きました(^_^)v
いつかはデジイチが欲しいんですが、いつになるかわからないので(笑)
今はコンデジで、マクロモードと距離をつかむ練習をしたいです♪
yasuyoleobさん
こんにちは〜♪
なんとなく、ぼけていただけそうですか〜^^
コンデジは、ぼけにくいのですが、そのぶん気軽に使えるので、コンデジでもじゅうぶん楽しめます♪
一眼レフは大きいから・・・おでかけにはちょっと辛いかな〜と思います^^
お時間がある時にお試しくださ〜い☆
そよかぜさん^^こんにちは!
おぉ~☆ボケてますね~ヾ(〃^∇^)ノ
デジカメでお料理を取る時、マクロ機能で撮ると
よくボケてくれました☆ボケは遠近感とか雰囲気をよく写してくれますネ!
ボケ講座、大変参考になりましたぁ~^^
AYA さん
こんにちは〜!
ぼけるための写真、いいボケかませてよかったです^^
コンデジは、かなり近寄れるようになりましたね〜☆
これだけ近寄ることができれば、ボケにくいコンデジでもいけますね♪
参考にしていただけましたら嬉しいです♪