ファイヤーキング・パイレックスと過ごす / 集める、使う!

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ファイヤーキングやパイレックスの集め方 そよかぜの場合

たくさんの種類の、たくさんのカラーの食器たち。

プリントものやデザインの違いなど、種類が豊富なのも、楽しみのひとつだったりしますが、
いざ、買ってみようと思っても、これだけたくさんあるとどれを選べばいいのか?頭を悩ませてしまうものです。

コレクションとして集めるなら、好きなものを好きなだけ集めていくんだと思うのですが、実用を考えていくと、色やデザイン、 使い勝手、テーブルにおいた時のバランスなんかも気になるところ。

せっかく買ったのに、テーブルのコーディネイトがうまくいかなかったりすると、使う喜びが半減してしまうと思うからです。

一人暮らしなら、それほど気にしなくてもいいかもしれませんが、2人〜4、5人の家族で、お客さんの事も考えると、集めやすさも 買う時のポイントになってくるかと思います。


そよかぜ自身も、これだけ種類の多いファイヤーキングやパイレックスの中で、実際に見ることや触れることができたものは、ほんの 一部でしかないのですが、使って楽しむ集め方を、独断と偏見でまとめてみます。


初めてのファイヤーキング、初めてのパイレックス

初めて我が家にやってきたファイヤーキングは、ホワイトのDハンドルマグ。
これは、価格的にも数的にも揃えやすくって、クセがないぶん、使いやすそうだったから・・・という理由で購入しました。
今まで、6個購入して使用していますが、特別に気にすることなくひょいひょい使うことができます。
また、ジェダイのようにインパクトのあるカラーではないので、プレートやボウル類といった、他の食器類との相性もほとんど気にせず、 どんな時にも使えるマグだと思います。


パイレックスは、食器以外のものを使っていこうと思っていたので、初めて購入したものは、レインボウストライプのボウルセット。
ボウルは、調理はもちろん、サラダを盛りつけてみたり、そうめんを入れてみたり、どんぶりとしても使っています。
※パイレックスのボウルをどんぶりにしている記事は、
パイレックスのボウルをどんぶりとして使う
オールドパイレックスのボウルで夫婦どんぶり
に、UPしています。

かわいらしいパターンのボウルセットが、キッチンに並んでいたらそれだけでいいディスプレイになるな〜なんて、憧れていたのですが、 我が家の狭いキッチンでは、横に並べて置いておくことは難しくボウルはみっつ重ねたまま・・・
ずっと、憧れていることなので、いつかは実現させたいと思っています。

ファイヤーキングRWディナープレートにおにぎりを


よかった!って思ったこと

ファイヤーキングやパイレックスを使う前は、和風な食器や洋風な食器が、ばらばらと混ざっていて食器棚もごちゃついた感じで、ただ使うだけの食器がほとんどだったと思います。

雑誌なんかで、おしゃれなキッチンや、食卓を見て、そういったものに憧れはあったけれど、 そよかぜは、おしゃれに飾るセンスなどもないので、キッチンは飾りっ気なしで、今思えばごちゃついていて、コーディネイトのことに気持ちも向かないような 雰囲気でした。

お兄ちゃんが産まれて落ち着いてきた時に、これじゃだめだ〜!と思って、お片付けを始めながら、食器類を入れ替えていこうと思ったのが、ファイヤーキングを買うきっかけになりました。

同じようなテイストのもので揃えていけば、形的にも収まりが良くなるし、見た目にもすっきり。
わざわざ、飾りのための飾りを用意しなくっても、ファイヤーキングやパイレックスなら、適当に並べておけばディスプレイも兼ねれるんじゃないかなぁ〜と思ったのが、ファイヤーキングやパイレックスを集める最大の理由だったと思います。


ファイヤーキングRWディナープレート


『使うためのディスプレイ』っていうのが、そよかぜにはぴったりだと思ったのです。
キッチンだけでなく、古道具類も、我が家のコンセプトは、普通に使うものが雰囲気を作るディスプレイになるように・・・
うまくいっているのかは分かりませんけれど、余計なものを持たなくてもよくなって、シンプルに暮らせるようになってきたような気がします。


ファイヤーキングやパイレックスを使うようになってから、食卓の雰囲気も変わってきて、なによりお料理や家事、ほっと一息をつくコーヒータイムなど、 今まで感じることができなかったような楽しみをたくさん感じられるようになってきました。

実用的にも、シリーズで揃えていけば、収まりもよくなったので、棚の中身もすっきりと整理整頓できるようになってきたと思います。



初めてには何を買う?

初めてのものを買うとき、いちばんお勧めなのは、ファイヤーキングのDハンドルマグ!って言われています。
そよかぜも、それに大いに賛成するのですが、いろいろと集めていく第一歩として買うならと付け加えておきたいなぁって思います。
数もたくさんあって、価格的にも集めやすいものなので、家族やお客さん、皆でお揃いにしたい時には、とっても使いやすいマグだと思います。

慣れてしまっているのでなのかもしれませんが、オールマイティなぶんだけ、個性に欠ける気もなきにしもあらず。
ファイヤーキングに、厚み、ぽってり感というのを期待しているなら、ちょっと物足りないかもしれません。

光の透け具合などは、イメージ通りかもしれませんが、がっつりファイヤーキングの雰囲気を味わいたいなら RWシリーズのエクストラへビーマグをお勧め。
RWシリーズのマグは、チョコレートマグしか持っていませんけれど、Dハンドルマグをいくつ持っていても、やっぱりエクストラへビーマグは、いつか手に入れたいと気になる存在です。
ガラスのぽってり感、重量感とも、もっとも魅力を味わえる食器なのじゃないかなって思っています。


カラーも大事

ファイヤーキングターコイズディナープレートやマグたち
そよかぜは、デザインとカラーに重点を置いて、ファイヤーキングやパイレックスを集めています。
日常的に食卓で使っていくなら、やっぱりカラーは大切だな・・・って思うからです。
それに、いろいろ買い足していくことを考えると、入手しやすいか?というのも、大きなポイント。
そよかぜは、どんな時にも使いやすそうなホワイトを主として、アクセントにジェダイやターコイズなどを使っていけるように集めています。
全部のカラーに、使いたいデザインのものがあればいいのですが、分かりやすくいうと、RWシリーズ には、ジェダイとホワイトしかありません。
ターコイズのプレートのようなデザインのジェダイのプレートはやっぱりありません。
たまたま、ホワイトと出会う機会が多くて、ここまで順調に集めてくることができたのですが、マグなどで集めやすいホワイトですが、RWシリーズになると、逆にホワイトが希少なようです。
ホワイトって、ちょっとインパクトに欠けるかなぁと思わなくもないのですが、全体的なバランスを考えてみると、どんなお料理や食器ともあわせやすくって、 自分では満足しています。
カラーや、プリント、デザインなどなど、いろいろなパターンで組み合わせが楽しめるので、集める時にちょっとだけ、全体的なバランスを考えながらネットやショップさんを覗いていると、楽しみが増えてくるかと思います。
今、気になっているのは、アイボリー。
こちらは、RWシリーズよりちょっと薄めの、1700ライン という種類がでまわっているようです。


すっごくコストパフォーマンスが高いと思ったカスタードカップ

ファイヤーキングやパイレックスで、今のところもっともコストパフォーマンスが高いのは、間違いなくカスタードカップ です。
食器が洋食器になっても、実際食べるのは、和風なお食事が中心。
おひたしや、お漬け物、佃煮、ちょっとした取り皿として、小さめの食器は、活躍する機会が多いです。
カスタードカップには、いろいろと種類があるのですが、ここでいうカスタードカップは、ホワイトのもの。
背が高めのアイボリーのカスタードカップもとてもそそられるのですが、いくつか持とうと思うと、集めやすさという点でちょっと厳しい感じです。

ホワイトのカスタードカップなら、1000円程度から入手可能。
それでいて、毎食といっていいほど使う機会があるものです。
朝食のヨーグルトやフルーツ類の器として一日がはじまって、夜はひじきやお漬け物。
カスタードカップは、思いついたらすぐに取り出せる場所に置いてあります。


チリボウル マグの次ぎにくるもの

ファイヤーキングには、魅力的なボウルがたくさんあるのですが、やっぱり集めやすさを考えると チリボウル
使い勝手もとてもいいので、ホワイトを4つ、ターコイズ2つ、勢いで購入したアイボリーと合計7個が我が家にあります。
マグにコーヒー、朝食のシリアルや、スープをチリボウルで。
ミニどんぶりにして使ったり、サラダを盛りつけたり、おやつをいれてだしたり・・・大きさ、扱いやすさ、集めやすさと3拍子揃っている食器だと思います。

ファイヤーキングターコイズチリボウル


ちょっと注意が必要なターコイズ ワンハンドルキャセロール

厚みがあって丈夫で割れにくい・・・そんなイメージが強いファイヤーキングやパイレックス。
そんなイメージを期待して、ターコイズのプレート類を購入すると、期待はずれかもしれません。

ターコイズ は、爽やかで置いてあるだけでも雰囲気が明るくなるような、そよかぜも大好きなカラーのひとつです。
プレートのデザインは、フラットでふちだけが持ち上がっているようなすっきりとしたデザイン。
頑丈なイメージのファイヤーキングの中にあって、けっこう薄い食器の部類に入ると思います。
そよかぜは、洗っている時に、お皿の重ね方が悪かったのか一枚割ってしまっています。
好きなんだけれど、ちょっと繊細過ぎるかな・・・っていうのが、ターコイズのプレートの印象です。
余談ですが、Dハンドルマグのターコイズも、そよかぜは、見ているのは好きだけれど、コーヒーを飲むとなんとなくクールな味がするというか・・・
あんまり進んでこれでコーヒーを飲もうとは思いません。

ワンハンドルキャセロール は、チリボウルと同じぐらい使いやすく、集めやすくていいのですが、ちょっと壊れやすいかもしれません。
ちょこんとついているハンドルがとてもかわいいのですけど、ものによってはけっこうもろいのかもしれません。
コツンと当てただけで、ハンドルがぽろり・・・
そよかぜだけでなく、ワンハンドルキャセロールを使っている人からは、こんな経験談を聞く機会があります。
かわいくって、大好きなんですけれどね〜


ちょっと重過ぎ? パイレックス

パイレックスのレフとファイヤーキングDハンドルマグカラーはともにターコイズ
そよかぜは、現行品、アンティークともパイレックスをこよなく愛しています。
なんでしょう・・・好きなんですね〜パイレックス。
調理に使うものは、パイレックスでって思っています。
食器類も、魅力的なものがあるのですが、全般的になんとなく、スマートで大人っぽいイメージがあるので、マグなどはあまり集めようとは思っていませんでした。
そんなそよかぜも、コーニングが海軍向けに製造していたミリタリー系の食器類を愛用しています。
ハンドルレスマグや、ちっちゃなハンドルのマグ、プレート、ボウル類なんかがあるようですが、どれもかなりのヘビー級。
ハンドルレスマグは、エクストラへビーマグに匹敵する迫力、我が家で使っている深皿は、一枚1キロに迫ろうかという重さ。
ここまで重いとさすがに家事に支障をきたします。

パイレックスは、レフ(保存容器)にもとても人気がありますが、こちらも、ファイヤーキングのレフと比べるとずっしり重量級。
安心感がありますが、数が多くなってくるとちょっと大変かもしれません。

パイレックスの食器類は、お値段的にお手頃感がありますし、同じ種類のものを揃えるというのは、簡単なようでなかなか出会いがなかったりもします。
まとまって在庫してあるお店があったら、なるべく一度に購入しておいた方がいいかもしれません。