ヤシカEZ F521・Vivitar ViviCam 8027・OLYMPUS PEN・レトロスタイルのデジカメ

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レトロをキーワードに個性豊かなデジカメを集めてみました


ヤシカの二眼レフ

ヤシカ、Vivitar、ローライ、OLYMPUS PENと、レトロをキーワードにデジかメを見てみると、おでかけが楽しくなりそうなカメラたちが集まりました。
OLYMPUS PEN以外のカメラは、トイデジといわれるようなカメラなのですが、普段使いなら性能的にこれでじゅうぶん。
シンプルな操作で、機能をもてあますことなく楽しく使いこなせるカメラたちだと思います。

参考までに、そよかぜが更新しているレトロ雑貨のある暮らしの写真は、ここに掲載しているトイデジ以下の画素数だったりします。

そよかぜの使用しているデジタルカメラ
パナソニックDMC-LC33




デジカメの選び方について


そよかぜのデジカメの使い方、撮っているものは、ブログ中心で、ファイヤーキングやパイレックスといった食器類やレトロな雑貨類、お料理の写真、 お部屋の写真、子どもの写真などを撮っています。
今使っているカメラのどんなところに不満があるかというと・・・
実は、ブログ用に使っているだけならそれほど決定的な不満はなかったりもします。
今まで使ってみてもう少しこうできたらいいなぁ・・・という部分をまずはまとめてみます。

  • もう少し近づいて撮りたい
  • しっかりボケてもらいたい


ひとつ目の『もう少し近づいて撮りたい』というのは、撮るものが小さいので、部分のアップを撮りたい時に寄り切れないことが多いです。

ふたつ目の、もう少しボケてもらいたい・・・これは、レンズが短いからボケようがないということで、コンパクトデジカメならではの悩みです。
フイルムカメラの時は、コンパクトカメラを買っても、同じ焦点距離のレンズで、同条件で撮れば、理屈的には同じ写真が撮れましたが、

デジタルカメラになると、コンパクトカメラと一眼レフのカメラは別ものに近い感覚です。


それは、コンパクトカメラに使用されているセンサーのサイズが小さいために、撮影に使用するレンズが極端に短いレンズで済んでしまうからです。

デジカメを選ぶ時に画素数などの数字に目がいってしまいますが、今のデジタルカメラであれば、画素数といったことはそれほど気にしなくてもよいかと思います。

雑貨類やテーブルフォトやお花などの写真を中心に楽しんでいく方は、センサーのサイズの違いがどの程度写真の仕上がりに影響しているのかをほんの少しでも考えてみてもいいかもしれません。
ここでは、詳しく触れませんが、レンズが短くて済んでしまうということは、被写界深度が深くなるので全体的にピント合わせたい撮影には向きますが、背景をぼかして主題を目立たせたい場合などには不向きです。
イメージ通りに撮れない理由がこういった部分にあるならば、コンパクトカメラは向いていないかもしれません。

逆に、コンパクトカメラならではの気軽さやピントの合い方が、日常使いにはもってこいの場合もあります。
どんな使い方をしているかを少し考えると、カメラも選びやすくなるかもしれません。




Vivitar ViviCam 8027 レトロなスタイルに胸キュン


レトロ感タップリなスタイルに、通常の撮影には十分なほどの機能を搭載しているVivitar ViviCam 8027。
ズームレンズにマクロ撮影にも強く、画素数も800万画素。
そよかぜの使っている、デジカメの倍以上の画素数で、露出補正機能など調節機能も搭載しています。
価格も2万円を切っていて、お手頃な価格。
撮影感度がISO400ということで、室内などでちょっと苦労しそうですが、フイルムカメラのスタンダードはISO100〜ISO400ですから、撮影が室内中心でなければそれほど気にしなくてもいいと思います。

なんといっても、かわいくって気軽に持ち運べるコンパクトカメラ。
カメラを持って出かけるのが楽しくなりそうなカメラです。



取り扱いショップ : ギズモショップ


ヤシカ EZ F521 クラシックなお散歩カメラ


往年のヤシカが復活!
ヤシカといえば、カメラファンならドイツのコンタックスを日本で復活させたカメラメーカーとしてご存知の方も多いはず。
シンプルでクラシックなスタイルは、ぱっと見たときにフイルムカメラかと思うほど。
ズームもなしの単焦点レンズというシンプルなつくり、1万円以下で購入可能な低価格も魅力。(掲載時6,980円)

このカメラをメインに使用するというには、ちょっと無理がありそうですが、使い方を限定していけばこのカメラのシンプルさが生きてくるような気がします。
軽快さを活かして、気になるシーンにどんどんシャッターを切っていけそうなカメラです。



取り扱いショップ : バリューモア


こちらのカメラは、後日試し撮りをする事ができましたので、簡単にレビューを書いてみました。
ヤシカのデジカメ簡単レビュー


Rolleiflex MiniDigi AF 5.0 ちょっと拘りのトイカメラ


ドイツの名門ローライが、アクセサリーのように小さく可愛くデジタルカメラになりました。
上から覗くウエストレベルファインダー、巻き上げクランク、正方形に仕上がる写真・・・随所にローライフレックスを再現しているカメラです。
コンバージョンレンズ0.45×(別売り)一本で、ワイド撮影とマクロ撮影が可能になり撮影の幅が広がります。
正方形のおしゃれなフォーマットを楽しめる貴重なカメラでもあります。



取り扱いショップ : コンチネンタルサーカス



OLYMPUS PEN EP-2 斬新なスタイルは伝統から


斬新でスタイリッシュなフォルムは、オリンパスが発売した世界初のハーフ判一眼レフオリンパスペンを復活させたものです。
このカメラは、"一眼"と銘打っているものの、一眼レフとは根本的に別のものです。
ファインダーは搭載されていないので、ファインダーを使用して撮影をするには、外付けのファインダーを用意する必用があります。
価格も、9万円台からと本格的な一眼レフと変わりません。
どちらかというと、一眼レフなどの購入を検討している人向けの本格的なデジタルカメラになります。
細かいことをいいはじめると中途半端な感じがしなくもないのですが、このコンセプトを持ったカメラはオリンパスペンだけのものです。
※デザインや機能的には似たカメラもあるとはおもいます・・・
軽快に一眼レフと同等の撮影を楽しみたい方は、検討の価値がアリだと思います。





取り扱いショップ : ミカサカメラ



そよかぜ的なまとめ


レトロをキーワードにとりあげた今回のデジタルカメラたち。
実際に撮る道具として考えると、どれも一眼レフのような万能機種というわけではなさそうです。
デジカメを選ぶポイントは、どんな使い方をするか?という目的をはっきりさせることが大切なようです。
一眼レフは万能ですが、ちょっとしたお散歩がメインで、気軽にたくさん撮りたい場合には、システム自体が"重い"ので、軽快さに欠けるような気がします。
せっかくの機能でも、持ち歩くのがおっくうになったり、さっととりだせなければもったいない・・・
カメラはできるだけシンプルで、持っているだけでも楽しくなるようなものがいい。

そんなことを考えるとまっさきに候補に挙がるのが、アクセサリー感覚で持ち運べる Rolleiflex MiniDigi AF 5.0。
毎日身につけて歩くのが楽しくなりそうなカメラです。

軽快さを求めつつもう少し多機能なものが必用なら、ズームレンズ、マクロ対応と幅広いVivitar ViviCam 8027あたりの方が便利かもしれません。
二台目のカメラを検討している方なら、単焦点でシンプルなヤシカ EZ F521を買い足せば、気になったものをメモ代わりにどんどんシャッターを切っていけると思います。
このカメラは、画角も35mmカメラ換算で40mm程度と人間が何気なく景色を見ている範囲に近いレンズなのもポイントです。
ちょうど、このヤシカと一眼レフの中間に位置するようなカメラが、OLYMPUS PEN EP-2といってもいいかもしれません。

個性豊かなカメラたちも目的をハッキリとさせて選べば、カメラの機能を余すことなく発揮して、よりいっそうと充実したカメラライフを楽しめると思います。

たくさんのカメラの中から、ライフスタイルにぴったりなカメラを選んで、素敵な瞬間を写していきましょう☆
追記 オリンパスペンについては、ブログ デジカメ変わります!にも詳しく書かせていただきました。



ユーモアと物欲を刺激するショッピングガイド「カラメル」〜おしゃれでかわいいカメラストラップ&ケース〜

主なデジタルカメラのフォーマットは、ウィキペディアで確認することができます。
ウィキペディアのページへ

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写真を身近に楽しむために読んでみたい本

毎日の何気ない瞬間を、記録するカメラ。
少しでも奇麗に、家族や、おでかけの記録、旅行の記録を残してみたい。
ちょっとした写し方のコツや、アプローチを知っているだけで、どんどん写真が変わってきます。
少しでも大切な時間を奇麗に残したい・・・そんな私たちの手引きになりそうな本たちをこちらに。



写真生活手帖 実践編―大切な想い出の残し方

日常を優しく捉えた写真と、様々なアプローチで写真の撮り方や見せ方について書かれている本。
この本にたくさん収められている素敵な写真たちは、見ているだけでも大切な瞬間の切り取り方の参考になりそうです。



もっと写真がうまくなる カメラの撮り方手帖

デジカメ、フイルムカメラ、両方の撮り方を優しくわかりやすくまとめた技術書です。
基本的な構造や、技術的な事をしっかりと覚えたい方に、フイルムの選び方〜プリントまで専門的な事まで内容も充実しています。


さらにレベルアップ!名作を楽しむ

1枚の写真に感動したり、勇気づけられたり・・・
ゆったりとページをめくりながら写真を味わっていると、さらに写真の感覚が磨かれていくと思います。
もっと写真を楽しみたい方に向けて、代表的な写真家、土門拳の作品集をこちらで。





土門拳は、日本を代表する写真家です。
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