フレームウェアには、年代によってデザインの違いや、ガラスやベークライトといった素材の違いなどがあり全てを正確に把握するのは難しいと思うのですがそのあたりも楽しみのひとつ。
デザインや素材の組み合わせの違いで、ちょっとした使い勝手に違いがでてきます。
どのモデルに、どの素材が組み合わせられていたのかよくわかりませんが、定番のガラス以外にも、デルファイトブルーのハンドルを持ったものや木製のハンドルを持ったものがあったりします。
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左から、ソースパン1qt、ダブルボイラー、パーコレーター9Cup。
比較的初期に使用されていたと思われるウッドハンドルのフレームウェア。
年代は、第二次世界大戦のころ・・・
デザイン的には、限りなく初期のものに近い感じの丸みのあるデザインです。
たまに、プロトタイプ的なものだという説明も目にします。
当時、日本と同じように、アメリカでも貴重な資源を節約しましょうという意識が高まっていたそうで。
貴重な資源”金属”をなるべく使わないように、木を使用したという説もあるようです。
そよかぜも、どちらかというとこの説を支持しています
木製のハンドルを持ったフレームウェアは、このダブルボイラー以外に、パーコレーターも確認しています。
資源の節約のためにという説が正しいなら・・・ケトル、ソースパンなど、その他のフレームウェアでも木が使用されていた可能性があるはずですが・・・
当時どういった製造工程だったのかまでは解りませんが、このウッドハンドルのダブルボイラーを見ていると、かなり手間がかかったのでは?とも思います。
大切な金属をなるべく使わないように木製のものを作ってみたけれど、何らかの事情で全てのフレームウェアには採用されなかったのかもしれません・・・
どちらにしても、アメリカの人たちも、かなり節約を意識していたということは間違いないようです。
ウッドハンドルの気になるところ 購入の時に気をつけたいこと
ウッドハンドルのフレームウェア。デザイン的にはとても素敵なのですが、やはり本体とハンドルを固定するためのバンドの耐久性が少し気になります。
耐久性も気になるところですが、購入前に必ずチェックしていただきたいのは、バンドの内側の部分。
写真に書き込んであるこの部分は、必ずチェックしてください。
ネットショップで購入するときは、写真だけではハンドルと重なってしまって見えない部分なので、外して状態を確認したかどうか問い合わせてみてもいいかと思います。
もちろん実物を見て購入するときも、目視できる部分ではありませんので、必ずチェックしましょう。
ネジは、手入れされているものであればすぐに外れるものなので、目の前で外してもらうぐらいはしていただいた方がいいように思います。
外してしっかりチェックしていただきたいのは、この部分です。
カーブの内側の部分に亀裂等が入っていないかしっかり見てください。
組み付けるときは、しっかり締め付けなければいけませんが、あまり力をかけすぎないように・・・
あまりにも強く締め付け過ぎると、バンドが損傷してしまう可能性がありそうです。
ウッドハンドルのフレームウェアを既に使っていらっしゃる方で、まだチェックしていない方は、お時間がある時にでもチェックしてみてください。
損傷があるようでしたら、亀裂が大きくならないうちに、ウッドエポキシなどを使用して補修しておいた方がいいかもしれません。
バンドは、ボルトとナットで固定されていましたが、ワッシャーがあったのかはわかりません。
木製のパーツに塗装などがされていたのか・・・そのあたりもよくわかりません。
実際に使用していくなら、バンドは、なにか木を保護できるようなものを塗っておいた方がいいようにも思います。
その際は、耐熱性のあるものを使用した方がいいですねー
木製ハンドルのものは雰囲気がいいですが、実用的にどうなのかなー
けっこう気を遣いそうです。
ただ、飾っておくだけなのはもったいない・・・
これ、自作できるといちばんいいのですがー
オールドパイレックス ダブルボイラーをもう少し見る
どのフレームウェアも、年代によってデザインが少しずつ違っているのですが、初期の頃に製造されていたものは、全体的に緩やかなカーブが特徴的です。
見た目のデザインは、好みがわかれるところだと思いますが、ダブルボイラーの場合、高さに違いが出てくるようです。
内側の鍋と、外側の鍋の重なる部分が違います。
年代を重ねていくと、もう少しぴったりと収まるようにデザインがかわり2cmほど全高に違いがでます。
収納が気になる方は、要チェックです。
このタイプのダブルボイラーの全高は、およそ23cm。
直径、およそ15cm
ハンドルを含めた幅は、およそ27cm。
※誤差は、あります。お許し下さい
容量は1 1/2QTと表記されています。
このダブルボイラー、湯煎用の調理器具ということですが、 そよかぜは、単に鍋ふたつとして使うぐらいしか思いつきません。
お菓子づくりに興味のある方は、重宝するのかもしれませんね。
ダブルボイラー自体をなかなか国内では見かける機会が少ないですが、海外のオークションサイトなどではちょくちょくウッドハンドルのものも出品されています。
日本語で海外オークションサイトに参加できるセカイモンなどを使って覗いてみると、さまざまなパイレックスを見つけることができると思います。
こんにちは♪
木製ハンドルのフレームウェアは、かなりの年代物と思われますが、美しいですね~。
私はダブルブロイラーの上部のお鍋だけ持っていて、お味噌汁とか作っています。もちろん木製のハンドルではありませんが。
最近、初期のフレームウェアのティーポットを見つけました。ハンドル部分を分解して洗ったのですが、再度、組み立てる時に、その複雑な構造に、驚きました。
この時代の、デザイナーと、それを作る職人の高度な技術力を実感しました。
近い内に、ブログに載せようと思っていますが、そよかぜさんの様な美しい写真が撮れません。。
Peppermint さん
こんばんは☆
これ、ダブルボイラーとしてはかなり初期っぽい感じのものだと思います〜^^
これ、ふたつのお鍋をいい感じで収納できるなーというノリだったのですが、ちょっと使うのをためらってしまいますね・・・^^;
ティーポットも良いですね♪
機会があれば、上向きのハンドルのものを・・・なんて思ったりもしています〜^^;
UP楽しみにしてまーす☆
そよかぜさん、こんばんは~☆
わ~、これも 素敵☆
こんなウッディーなハンドルのものもあるのですね~。
ここにきて、欲しいものだらけ!!です(*゚▽゚*)ワクワク
どうしましょう!(笑)
なるほど、ホントは湯煎用なのですね。。
でもそれだけで 使うのはもったいないですね。
ほんとに素敵です!
いつも素敵な情報に感謝のポチ!
olive さん♪
こんばんはー☆
ガラスに木って、かなりいい感じですよね〜^^
湯煎もできる・・・の方が正確かもしれませんけど〜
私にはあまり縁がない、調理器具です〜^^;
ちょっと使うのをためらってしまって、どうしようかなーという感じです^^;
いつもありがとうです♪
お久しぶりです(´∀`)
こんな素敵なアイテムがあるなんて、パイレックスすごい!(笑)
私もガラス×ウッドの組み合わせ、結構好きです。
だから、ドリッパーはKONOにしたんです。
(サイズ面とか、いろいろ制約もあったのですが…)
こちらは、本来は湯煎用なんですか~?
なんだか、もっと他にも使えそうな気がします…。
↓1分フレンチトーストの作り方も、ありがとうございます♪
洗い物が減るって観点、重要です(笑)
私もかなり意識してしまうポイントです(;´▽`A“
今度材料が揃っている時、作ってみます!!
ためになる情報、ありがとうございます(´∀`)
yasuyoleob さん
こんばんは☆
こちらこそ〜^^;
パイレックス凄いです!
グレートですっ
KONOもかわいいですよね〜
私もずーっときになってます。
ふつうにお鍋として使えますけど、湯煎もできるといったほうがいいかもですねー^^;
フレンチトースト、確かに1分で便利そうですけど、一日じっくりつけ込む方が、私の場合はあっている感じです^^