ファイヤーキング・パイレックスの気になるお手入れや気をつけていること

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ファイヤーキングやパイレックス 気をつけていること


ヴィンテージやアンティークというと、扱いが大変そうだとか、せっかくお気に入りのものを手に入れたのに割ってしまったら?って考えてしまいますよね。

我が家では、毎日必ずといっていいほど、ファイヤーキングやパイレックスの食器類を使用していますが、割ってしまったり、欠けてしまったのは、ターコイズのディナープレート2枚と、ワンハンドルキャセロールひとつ、ホワイトのDハンドルマグをひとつです。

そのうち、そよかぜ自身がお勝手をしていて割ってしまったのは、プレートを1枚とキャセロールだけです。

マグは、家の人が棚から取り出す時に手を滑らせて、プレートの一枚は、目を離した隙に下の子がぽ〜いと投げてしまったからです。
ターコイズのプレートや、ワンハンドルキャセロールについては、簡単に『使う、集める!』に書かせていただいたので、そちらを参考にして下さい。


ハイターで漂白中のパイレックスレフなど

現在、サイトリニューアルに伴い下記のアドレスに移転しています
http://soyokazezakka.com/collectibles/5


どんな食器を使っていたとしても、年に一度割るかどうかだと思ったりもしますし、ひとつも割らない年の方が多いのでは?と思ったりもします。
ちょっとしたミスで割ってしまうのは仕方がないとして・・・

頑丈で割れにくい?
それほどシビアになる必要はないと思いますが、取り扱い方によって、破損をしてしまうことがあるということは間違いないと思います。
長い年数を経過しているものですから、ちょっとしたことで破損してしまう可能性ももちろんなきにしもあらず。
頑丈といえば頑丈ですが、シリーズや形状によっては割れやすいのでは?というものもあると思います。

そよかぜは、比較的シンプルなものを中心に使用しているのでそれほどでもないですが、見た目にこの形は気を遣いそうだというのは、たぶん見たままで判断していいと思います。

頑丈な食器だからというのをすべてのファイヤーキングやパイレックスに当てはめるのは、ガラスである以上無理があると思います。


耐熱?電子レンジOK?
耐熱ですが、数十年前の規格の耐熱です。
技術が向上して、ガラスの質が上がってきたことも、こういったミルクガラスの製品がなくなっていった原因のひとつになっているのでは?といわれているので、現代物とまったく同じ耐熱ガラスだとはいえません。

もちろん、オーブンや電子レンジは基本的にOKだといわれていますが、電子レンジについては、割れてしまったという話を聞くこともあります。
現在の電子レンジは、出力もかなり高くなっていると思いますので、使用するなら割れてしまうこともあるということを頭に入れて使用して下さい。
特に、初期の頃のものは、電子レンジに気をつけた方がいいなんて話をよく耳にします。

冷たく冷やしたものを急激に加熱しない、熱したものを急に冷やさない(ぬれふきんの上に置かない等)、現代ものの耐熱ガラスの使用上の注意と同じことを守っていればほぼ大丈夫だと思います。

直火は基本的に不可。
パイレックスのフレームウェアなど直火OKのシリーズも、外側に水滴をつけたまま火にかけないように気をつけましょう。
これも、現代物のガラス製品とほとんど変わらないと思います。

そよかぜは、今まで電子レンジで破損したことはありません。



よごれたら?漂白剤は??

ファイヤーキングの本や、専門のショップさんでは、漂白剤の使用はさけるように書かれていたりもします。
スポンジにも気をつけて・・・という感じのことも書かれていますが、そよかぜは、特別なことはしていません。

スポンジも、ごくごく普通のスポンジを使用して、ごしごし洗っています。
漂白剤の使用については、ガラスそのものにダメージを与えるの?って、気にしたことはありますが、そよかぜの判断でいくと、そういった心配はなさそう。
色落ちや、シミの原因になるっていうことはあるようです。

でもでも、毎日使うものだから、当然ヨゴレもついてくるので、新しく仲間入りした食器や、汚れたものはハイターのお世話になっています。

ファイヤーキングで朝食!チョコレートマグ、ワンハンドルキャセロールなど


ハイターを使ってみる

汚れてしまったコーニングミリタリーマグ
毎日何杯もコーヒーやお茶をマグで飲んでいると、洗っていても当然のようにヨゴレはついてしまいます。
ファイヤードオンといわれる、色を吹き付けたタイプのものや、中にはジェダイやターコイズのようにガラスに色を練り込んであるタイプのものでも、漂白剤の影響を受けてしまうと書かれている本もありますが・・・

この写真のマグのように汚れが付着してしまったら・・・

やっぱりいちばん効果的なのは、ハイターのような漂白剤だと思います。

気になる方にはお勧めしませんし、大丈夫だともいいませんが、そよかぜはハイターを使用しています。


色を吹き付けてあるタイプのものや、パターンやモチーフといったプリントものを使用している場合は、全体を漂白剤に浸さずに内側だけに漂白剤を浸すようにするという方法もあるようですが、そよかぜ的には、極端に気を遣わなければいけないような、高価なプリントものなどは持たない主義なので、それほど気を遣ってお手入れをしている訳ではありません。



汚れが気になってきたら、普通に流しにお湯を張って、そこに入手した食器や、汚れてしまった食器を浸しています。
パイレックスのレフなどの、色を吹き付けてあるタイプのものも、同じようにハイターに浸しています。


汚れてしまったファイヤーキングフラットボトムマグ

極薄めの漂白剤を・・・
などなど注意を呼びかけているショップさんがほとんどだと思います。
なにかしら影響があるのかもしれませんが、やっぱり普通にお手入れをしています。


ハイターで漂白中のファイヤーキングやパイレックス


時間や希釈率なども、それほどシビアに管理はしていません。
ごくごく普通に、汚れたものを漂白するようにしています。
汚れが落ちなければ、浸す時間を延長もしています。


ツヤなどが失われるのでは?という心配もなきにしもあらずですが、ショップさんなどにも、食洗機等の使用によってツヤが失われていますなどと書かれていますし、漂白剤のメーカーサポートでも、ガラスの表面をいためてしまう原因としてまず考えられる理由は、食洗機等の使用だと思われますということです。
ちなみに、プリントものについては、何十年も経過しているものだと、漂白剤の性質からいって、絵柄や色に影響を与えてしまうこともあり得るということです。



ハイターに浸して奇麗になったファイヤーキングフラットボトムマグハイターに浸して奇麗になったコーニングミリタリーマグパイレックスのレフも得に問題ありませんでした


ハイターに汚れが落ちるまで浸した、ファイヤーキングのマグや、パイレックスのレフなど。
ペイントものも、特に問題はないようでした。

ハイターのメーカーサポートの問い合わせについてや取り扱いで気にしていることの詳細は、ブログにUPしてありますので、詳しくはそちらをご覧下さい。


ファイヤーキングにハイター


管理人そよかぜ的まとめ

毎日使っていて、あくまで個人的な印象ですが、ファイヤーキングやパイレックスは、極端に心配することはなく、普段使いの食器としてもじゅうぶん使えるものだと思っています。

ただ、お気に入りの食器なので、扱いは自然に丁寧になっていることも事実だと思います。

お気に入りのものですから、乱暴に扱うことなんてないですよね。
不必要に乱暴に扱ったり、強い洗剤を使ったり、目の粗いスポンジでごしごししたり、食洗機を使用したりしなければ大丈夫じゃないかなって思います。

そよかぜがあえて気を遣っている部分は、急激な温度変化や電子レンジ。
でも、これも、ガラス製品なら現代物でも同じことがほとんどなので、それほど特別な感覚はありません。

あくまでも個人的な感覚なので、参考程度にしていただいて、納得いくように使用して下さい。